鳥取県知事選挙に関する記者会見概要

新春に寄せて 鳥取県知事 平井 伸治

鳥取県知事 平井 伸治

 県民の皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 今年は元号が改められ、平成から次の時代へと新たな扉を開く年です。その幕開けとなる新緑鮮やかな初夏には、本県を会場として「全国『みどりの愛護』のつどい」が開催され、大自然に抱かれた本県から全国に薫風を吹かせることとなります。
 昨年は災害の爪痕が各地に刻まれた年でした。今年は、鳥取県中部地震の「復興」から幸福を創出する「福興」・「福高」へとステップアップしていくとともに、西日本豪雨、台風24号などの災害復旧事業を迅速に進め、全国的に課題となったダム管理の運用改善、地域の支え合いによる障がい者・高齢者の避難、災害支援物資の配送・確保体制確立など、災害に強い地域づくりを精力的に推進して参ります。
 待望の山陰道鳥取西・青谷間が開通し、全国の高速道路網から鳥取を経由して羽合までハイウェイで結ばれることとなります。また、昨年米子ソウル便・米子香港便の増便が実現し山陰の空が世界に大きく開かれたことに続き、米子鬼太郎空港拡張工事もこの秋完了します。いよいよ「大交流時代」を迎える鳥取県に国内外から砂丘、大山、白壁土蔵群、鬼太郎・コナンなどマンガの聖地を訪ねて、多くの観光客がやって来ることになります。全国初の生体認証決済システム「Touch&Pay」の全県導入をはじめ、食のみやこを満喫し「鳥鉄の旅」や日本一の星空、スキー、カヤック、自転車などのアクティビティで魅了するおもてなしの観光地づくりを進め、国内外に鳥取県を強力にアピールします。
 2020東京オリパラを控え、本年6月セーリングのトップ選手が集う「レーザー級世界選手権」を境港で開催し、9月には聴覚障がい者スポーツの祭典「全国ろうあ者体育大会」を山陰両県で実施するなど、スポーツの躍動で鳥取県を盛り上げます。
 TPP11や日EU・EPAを乗り越えていく強い農林水産業を育てなければなりません。鳥取和牛、梨の「新甘泉」、米の新ブランド「星空舞」などの生産を拡大し、県の特産品を国内外へ売り込んでいくほか、担い手育成やスマート農業を展開していきます。また、高度衛生管理化整備を行っていた境港市場は、6月に一部新装オープンを迎え、養殖漁業の拡大など水産業の振興を図るとともに、新たな森林管理システムや「にちなん中国山地林業アカデミー」開設を支援します。
 また、第4次産業革命の進展に伴うIoTやAIなどの先端技術を活かした新規産業創出や県内企業の域外需要獲得強化、グローバル化に対応できる人材育成等を進め、働き方改革や外国人労働者と共に支える社会環境づくりに乗り出します。
 鳥取の未来を切り拓いていくのは「人」の力です。鳥取県が先行実施してきた保育料無償化が今秋大幅に拡充されるなど、子育て王国とっとりの強化を図るとともに、新学習指導要領本格実施を見据えた子どもたちの学力向上対策、ふるさと教育の推進など、鳥取を支える人づくりを進めます。また、昨年末グランドオープンした県立中央病院も加え、予防・検診、患者支援など総合的ながん対策を推し進めます。企業と連携した健康経営マイレージ事業や地域に根ざした「まちの保健室」、健康づくりモデル事業を進め、とっとり方式認知症予防プログラムの全県普及、障がい者就業促進など、誰もがいきいきと暮らせるふるさとを創っていきます。
 今年度は上半期だけでも移住者が過去最高の954人となりました。鳥取県の魅力が評価された結果です。更に交流人口拡大を目指し、鳥取県のファンとなる関係人口を増やす「関係案内所」も開設します。
 結びに、本年が災害のない穏やかな年となり、県民の夢と希望溢れる一年となりますことを祈念するとともに、皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

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