平井通信

平成23年12月25日 中国電力と全国初の周辺地域としての原子力安全協定締結
精力的な議論を繰り返した末に、島根原発の防災対策にかかわる安全協定を中国電力と結びました。国の防災対策重点地域(EPZ、原発から8〜10キロ)圏外の自治体が安全協定を結んだのは全国で初めてであり、原発の安全対策に権限がなかった従来の立場から、全国に先駆け一定の成果を周辺地域として得るに至りました。これをスタートとして、スピード感をもって原子力安全対策に取り組み、更に、立地自治体並みの内容を目指し安全協定の強化に向けて協議していきたいと思います。 また、鳥取県内で発電した再生可能エネルギーの受け入れ態勢を進めることなどを確認したやはり全国初めての覚書も、中国電力との間で締結しました。

平成23年12月11日 鳥取・広島県による「あいサポート運動」協定締結
広島県と障がい者への理解を深める「あいサポート運動」を協力して行う協定を結びました。今後、島根県を含めた3県で障がい者の芸術作品を展示することでも協力していく方針を湯崎広島県知事と話し合いました。鳥取県で始まった運動がついに中国山地を越えて広がりました。

平成23年12月10日 秋田・鳥取うまいぞ!ハタハタフェスティバルに参加
ハタハタの主産地である秋田県と鳥取県が連携し、東京都内において、「秋田・鳥取うまいぞ!ハタハタフェスティバル」を開催しました。それぞれのハタハタを食べ比べる注目の「ハタハタ決戦」では、互いの味を認め合う形で引き分けとなりました。秋田県のハタハタは、卵のブリコが口の中で弾けるようで鳥取にはない魅力がありました。「ハタハタ」自体はまだ首都圏でブランド化されていません。今後も秋田県と連携しながら鳥取のハタハタの魅力をPRしていきたいと思います。

平成23年12月1日 三洋CE事業再編に係る鳥取県緊急雇用対策会議を開催
三洋電機の事業再編に伴い、鳥取市に拠点がある「三洋電機コンシューマエレクトロニクス」など、県内の関連事業所の社員372人が早期退職の募集に応じたとの発表を受け、鳥取労働局や鳥取市、経済団体などと緊急対策会議を開催しました。離職者の再就職支援の拡大や三洋CEなどと取引のある企業だけでなく、間接的に影響を受ける工場周辺の飲食店なども利用できるように融資要件の緩和などを取り組むことを確認し、県としては、11月補正予算で追加提案することとしました。

平成23年11月27日 殿ダム完成式に出席
鳥取市国府町殿の袋川に建設された殿ダムの完成式典と記念行事が行われました。昭和37年に最初の予備調査を開始してから半世紀かけての完成となりました。完成したダムは、土砂や岩石を積み上げて築造するロックフィル形式で、堤高75メートルは県内のダムでは最も高く、治水と上水道や工業用水を確保する利水が主な役割で、最大1100キロワットの水力発電も行う多目的ダムです。地元の皆様の御協力をいただいたことに感謝いたします。

平成23年11月21日 自然エネルギー協議会第2回総会に出席
自然エネルギーの普及・促進に取り組む「自然エネルギー協議会」の第2回総会が東京の全国都市会館で開催されました。協議会の事務局長を務めるソフトバンクの孫正義社長から、全国数十カ所の大規模太陽光発電所(メガソーラー)候補で電力会社へ事前申請を行ったことを明らかにした上で、鳥取県米子市の崎津団地を有力候補の一例として発表されました。エネルギー革命を起こしていく最初の事業として候補地に選ばれたことは画期的で、再生可能エネルギーのモデルとして最先端を切っていきたいと思います。

平成23年11月18日 「第13回国際マンガサミット鳥取大会」実行委員会設立
平成24年11月7日〜10日の日程で開催される「第13回国際マンガサミット鳥取大会」の実行委員会が発足しました。漫画家の里中真智子さん、ちばてつやさん、倉田よしみさんにも出席していただき、平成24年度をまんが王国とっとり建国イヤーと位置づけ、「まんが王国とっとり記念国際まんが博」を8月〜11月まで開催するなど年間を通じて高めていくことを確認しました。

平成23年11月18日 鳥取県と徳島県との危機管理事象発生時相互応援協定締結式に出席
鳥取県と徳島県の間で、未曽有の広域災害となった東日本大震災の教訓や課題を踏まえ、新たな災害時の相互応援協定を締結しました。協定には、被災により機能不全を起こした行政業務などを肩代わりする「カウンターパート方式」の考え方が導入されました。

平成23年11月11日 「境港」日本海側拠点港に選定
中国・韓国・ロシアなど日本海周辺の対岸諸国との貿易や観光の核として国土交通省が発展を支援する「日本海側拠点港」の6つの機能のうち、「国際海上コンテナ」「外港クルーズ」「原木」の3機能で「境港」が選定されました。国土交通省の有識者会議で私自身プレゼンテーションを行うなど、拠点港選定に向けての努力が実りました。

平成23年10月29日・30日 第31回全国豊かな海づくり大会鳥取大会を開催
天皇皇后陛下の御臨席を仰ぎ、第31回全国豊かな海づくり大会鳥取大会を開催したことは、鳥取県民にとって無情の喜びであります。「つくろうよ みんなが笑顔に なれる海」、「がんばろう日本 災害からの復興」をテーマに、豪雪で沈没した船に再び乗って漁に出る県内の漁業者や、東北の被災地の方もお招きして、大きな感動を呼び起こしました。両陛下に随従いたしましたが、多くの県民との心温まる出会いがありました。

平成23年10月23日 第12回国際マンガサミット北京大会に出席
来年の平成24年に開催が決定している第13回国際マンガサミット鳥取大会への引き継ぎを受けるため、国際マンガサミット北京大会に出席しました。あわせて北京のマンガ博覧会に出席し、鬼太郎やコナンのふるさとをPRしましたが、中国でも大人気でした。

平成23年10月11日 ジョン・V・ルース駐日米国大使との会談
ジョン・V・ルース駐日米国大使が鳥取県を訪問され、意見交換を行いました。私からは、鳥取県の自然や文化、食の紹介、バーモント州との交流などアメリカとの関係についてアピールするとともに、北朝鮮に拉致された米子市出身の松本京子さんら日本人拉致被害者の救出に米国の協力を求めました。