北朝鮮による拉致被害者の一刻も早い帰国実現を目指して、拉致問題の早期解決を願う国民の集いを米子市で開催しました。集会に出席された松原拉致問題担当大臣に対し、首相の強いリーダーシップで現状を打開するよう求める要望書を手渡しました。その後、松原大臣とともに、政府認定拉致被害者の松本京子さんが連れ去られたとみられる境港市和田町の現場付近を視察しました。拉致被害者の方々が必ず帰ってこられることを信じて、その実現に向け努力し続けたいと思います。
境港と韓国・東海、ロシア・ウラジオストクを結ぶ環日本海定期貨客船が就航３周年を迎え、境港国際旅客ターミナルで記念セレモニーが開催されました。運行会社のDBSクルーズフェリーの尹奎漢（ユン・ギュハン）副社長から「今後も安定運行を続けていく。」と航路継続の決意が述べられました。航路開設から３年がたち、経済や文化の海を越えた交流が活発化してきました。まだまだこれからですが、アジアの時代を迎え、航路の益々の発展を願っています。
２０１１年１０月に秋葉原観光振興協会と連携協定を締結したことをうけ、漫画やアニメの聖地、東京・秋葉原で「まんが王国とっとり」をPRするイベントを開催し、漫画家のちばてつやさんと里中満智子さんから１１月に開催される「国際マンガサミット」の大会旗の引き継ぎを受けました。国際マンガサミット鳥取大会を成功させ、漫画やアニメといった日本のすばらしい文化を世界に発信したいと思います。
米子市崎津地区に国内最大級の大規模太陽光発電所（メガソーラー）の設置を検討しているソフトバンク子会社のSBエナジーや三井物産等と、事業推進に向けた協力協定を締結しました。今回の締結は実現に向けての第一歩です。早期着工ができるよう具体的な歩みを進めていきたいと思います。
B級ご当地グルメの祭典「近畿・中国・四国B-1グランプリin鳥取」が鳥取市の久松公園で開催され、県内外から１１万７千人もの来場者があり、どのブースも長蛇の列ができていました。「食のみやこ鳥取県」は食材の宝庫です。この大会を契機に食による地域づくりや観光振興が盛んになることを期待しています。
山口きらら博記念公園スポーツ広場で開催された「第６３回全国植樹祭式典」に、次期開催県知事として出席し、山口県二井知事からバトン代わりとなる全国植樹祭のシンボル「木の地球儀」の引き継ぎを受けるとともに、鳥取県の魅力をＰＲしてきました。全国植樹祭は、鳥取の美しい森や自然がいかに豊かであるかを全国にＰＲする絶好の機会です。私たち一人一人がもてなしの心を大切に、県民の皆さんと一緒に是非とも成功させるべく邁進してまいります。
１９９３年７月のオープン以来、通算入り込み客数が２千万人を突破しました。記念セレモニーでは、水木しげる先生からの「水木しげるロードが２千万人か、えらいもんですね。これも水木さんが偉いからだね。ワッハッハ」と先生らしいコメントも披露され、大変盛り上がりました。まんが王国とっとりをけん引する水木しげるロードの成長をお祈りします。
今年は「まんが王国とっとり」の建国の年です。まんが王国とっとりの王女即位式を東京都内で開催し、人気タレントのトリンドル玲奈さんに「トットリンドル王女」になっていただきました。私も「執事」となって王女をお迎えしました。王女のお姿は神々しく、まんが王国とっとり発展のために王女の力をお借りしたいと思います。
４月２１日から２２日にかけて鳥取県を襲った暴風により、県内の農産物等に大きな被害が発生したことを受け、湯梨浜町や北栄町内で農家の被害状況を視察しました。その後県庁で暴風被害対策会議を開催し、一定以上の強風が予想される場合の対応策や被害の大きかった農家への支援策を検討しました。
米子、境港両市が、島根原子力発電所の３０キロ圏内にあることから、昨年１２月には中国電力との間で原子力安全協定を結んだところです。東日本大震災発生前から定期検査中のため運転停止をしている２号機、建設中の３号機を視察し、中国電力から地震や津波対策についての説明を受けました。視察後島根県溝口知事と対談し、安全対策を推進するため、両県と周辺自治体の首長による意見交換の場を設置することを決めました。
国道４８２号下蚊屋バイパスの第２期区間が開通し、第１区間とあわせてバイパス全線が開通しました。近畿、山陽方面から大山南部の観光地へのアクセスが向上いたします。冬期間の円滑な交通が確保され、スキー客の増加や沿線地域住民等の利便性の向上が期待されます。
鳥取県とモンゴル中央県の友好交流１５周年を記念して、とっとり花回廊で記念式典が開催されました。式典では、モンゴル中央県のエンフバト知事から「今後の両県はさまざまな分野で協力できる可能性がある。友好関係が密接になり発展することを願う。」と心強いメッセージをいただきました。
韓国江原道 崔文洵知事、中国吉林省 王儒林省長、ロシア沿海地方 ロス・アレクサンドル・イヴァノヴィチ副知事、モンゴル中央県 ツェデブドルジ・エンフバト知事をお招きして、経済発展、環境問題、学術交流など多岐にわたる意見交換を行いました。環日本海定期貨客船や定期航空路線など、北東アジア地域における観光や物流の促進につなげることで合意しました。
平成２４年８月から鳥取県内で開催される「国際まんが博」に併せ、「名探偵コナン」のラッピングを施したイラスト列車を運行することになり、鳥取駅で出発式を行いました。東北から九州まで全国から家族連れが集まり、コナンの人気のほどを示しました。