昭和以降最速で新関脇に昇進した逸ノ城関をふるさと大使に任命しました。モンゴルから来県し、鳥取城北高校に学び、県の体育協会に勤務していた逸ノ城関は、9月場所では初土俵から5場所目での13勝2敗という快挙を成し遂げ、相撲界の期待の星となります。
「鳥取を愛している」という逸ノ城関の言葉に、こちらの胸も熱くなりました。
JR西日本が構想する豪華寝台列車に向けて、東京で「山陰いいもの発表会」が行われ、山陰の新鮮な魚貝類、和牛や生鮮、地酒などをマスコミを通じて宣伝しました。サプライズゲストとして林家ペー・パー子御夫妻が登場され、会場が大いに盛り上がりました。鳥取へ行きたいというペーさんに「サッキュー(砂丘)に来て下さい」と私が呼びかけましたら、「サキュー・ベリーマッチ」と答えてくれました。
平成26年12月13日 「鳥取砂丘イリュージョン12」オープニング点灯式
今年も鳥取砂丘のイリュージョンが始まりました。今年は12回目を迎え、従来の「鳥取砂丘会場」と「こどもの国会場」の2箇所に会場を拡大し、イルミネーションも過去最大の30万球にパワーアップして始まりました。点灯式は、降りしきる雪との相乗効果でイルミネーションがさらに幻想的に美しく見え、県内外からお集まりくださった観光客の皆様を魅了しました。
平成26年12月8日 徳島県へ大雪災害応援隊を派遣
「鳥取県と徳島県との危機事象発生時相互応援協定」に基づき、大雪で孤立集落が発生し集落内も大雪で除雪作業が進まない状況に陥った徳島県三好市へ、発電機や衛星携帯電話、除雪機などを災害応援隊とともに派遣しました。雪の扱いに慣れた本県職員が現地に入り、除雪機等の操作方法を三好市職員へお伝えするとともに、徳島県との連絡調整を行うなど、孤立集落の解消に大きく貢献して参りました。
平成26年12月6日 県道日野溝口線(矢倉峠)開通
日野町と伯耆町を最短で結ぶ基幹路線の県道日野溝口線は道路幅員が狭く、急勾配と急なカーブが続き、特に積雪時は自動車のすれ違いも困難な難所でした。平成10年度から改良工事に取組み、この度、矢倉トンネルを開通させ、全線開通しました。地域の皆さまには工事の期間中、御理解と御協力を賜り、円滑に工事を進めることが出来ました。
交通の難所が解消され、国道180号及び181号の補完道路としての機能が強化され、両町間の交流や連携促進が進むことを祈念します。
度重ねての要請に応じて、来年中国で開催される世界陸上北京大会の事前キャンプ候補地視察のため、ジャマイカ陸上連盟のワッツ財務担当理事が来県しました。
ワッツ理事は、平成19年の鳥取キャンプの際にジャマイカナショナルチームに同行して来県され、私も当時お会いした方です。前回キャンプ時には、ウサイン・ボルト選手をはじめとした世界トップクラスのアスリートが揃って鳥取へやってきました。東京オリンピックのキャンプ地実現に向けてこれから誘致を本格化させていきます。
平成26年11月23日 全国高校生第1回手話パフォーマンス甲子園
今月2回目となる秋篠宮紀子妃殿下と佳子内親王殿下のお成りを賜り、初の開催となる「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」を行いました。予選を勝ち抜いた全国から集まった20チームが、歌やダンス、演劇などを行い、手話の表現力を競い合いました。手話歌を披露した石川県の田鶴浜高校が優勝し、学校で手話が禁止されていた時代のろう者の思いを劇にして演じた鳥取聾学校が準優勝に輝きました。青春をぶつけての高校生達の熱演に拍手と涙が会場に溢れました。
船上山ダムの放流水を利用して発電する小水力発電所が琴浦町の山川に完成し、始動しました。220世帯分に相当する電力量を発電可能です。本県は再生可能エネルギーの推進に取り組んでおりますが、水力発電は比較的気象条件に左右されない安定的な発電方法であり、太陽光発電や風力発電などと組み合わせ、安定的でクリーンなエネルギーの導入促進を図って参ります。
平成26年11月5日 ウェルカニキャンペーン記者会見
翌6日の松葉ガニ漁の解禁に合わせ、都内「とっとり・おかやま新橋館」で、鳥取県内に宿泊すると抽選でカニが当たる「ウェルカニキャンペーン」をアピールしました。「とっとりふるさと大使」で女優の蓮佛美沙子さんがおカニ(女将)さんとして駆けつけ、私と二人で、カニのシーズンは「鳥取県」を「蟹取県」に改名すると宣言しました。
鳥取県はカニの水揚げ日本一なのですが、あまり全国的には認知されていません。それを跳ね返すため、思い切ったキャンペーンに着手したものです。
これからも鳥取への観光誘客や特産品ブランド化に全力投球して参ります。
「鳥取県へ、ウェルカニ!」
平成26年11月1日〜3日 全国障がい者芸術文化祭クライマックス
7月から行ってきた「あいサポート・アートとっとりフェスタ」のクライマックスイベントに秋篠宮紀子妃殿下と佳子内親王殿下の御臨席を賜り、盛大に開催されました。記念式典で妃殿下は鳥取の取り組みを評価された上で、「一人ひとりの持つ創造性や表現が育まれ、私たち皆の心に豊かさがもたらされますよう願っております」と述べられました。芸文祭開始から4か月の期間中に県内外から延べ4万人以上の来場者があったこのイベントを通じ、素晴らしい歌い手、俳優、画家が、障がいのある方の中に見つかりました。「障がいを知り共に生きる」という鳥取県のモットーが県内外に広がる契機となりました。
平成26年10月28日 日中知事省長フォーラムを北京で開催
北京で開かれた第2回日中知事省長フォーラムに出席し、観光や環境保護などの分野での交流や連携協力の可能性等について意見交換をしました。私は、かねてより進めてきた鳥取県と河北省、吉林省との人的交流や環境分野での交流・連携の実績を強調し、未来志向で地域間交流を行う必要性を主張し、参加者全員の賛同を得ました。
また、李源潮(リ・ゲンチョウ)国家副主席等と会談し、地方同士で交流を前進していくことで一致しました。
鳥取県戦没者慰霊祭が厳かに執り行われました。参列者全員とともに黙祷を捧げ、平和への誓いを新たにしました。来年は終戦70年となります。戦争の体験を風化させることなく平和の尊さを時代に語り継ぎ、誰もが安心して生活できる社会の実現に努力して参ります。
平成26年10月15日・11月17日 危険ドラッグは鳥取では違法ドラッグ!
危険ドラッグを原因とする深刻な交通事故や凶悪犯罪が全国的に多発していることから、「鳥取県薬物濫用防止条例」を改正し、鳥取県では危険ドラッグは違法ドラッグとして法的に禁止されることとなりました。
改正条例の施行日となり、危険ドラッグ対策連絡会議を開催し、「危険ドラッグ撲滅対策本部」を県庁内に設置しました。鳥取県の条例の考え方は、兵庫県など他県へも広がり、国の薬事法改正の検討にもつながっていきます。
平成26年10月4日 あいサポートコンサートと江原道姉妹交流20周年
あいサポート・アートとっとりフェスタの一環として、米子市であいサポートコンサートが開催され、国内外の障がい者の皆さん等、素晴らしいコラボレーションが展開されました。また、本県と韓国江原道が友好交流を始めて20周年を迎え、崔文洵(チェムンスン)知事も来県し、「あいサポート運動推進協定」を結び、海を越え、あいサポート運動が韓国へ広がることとなりました。