観光庁が鳥取県中部地震による観光分野の風評被害の払拭を目指す「鳥取応援プログラム」を発表されました。総理官邸を訪問し、安倍晋三総理にお会いしました。目玉は、鳥取県内を周遊するツアー代金を最大で一人1万円補助する「鳥取で待っとりますキャンペーン」です。県も国事業を大幅に拡大して強力に誘客を展開することとしました。
安倍総理からは「多くの皆さんが鳥取を訪れるように応援する。風評被害を吹き飛ばす意味でもキャンペーンを成功させる。」と力強い言葉をいただきました。観光客の笑顔が鳥取に戻るよう、地域一丸となって頑張ります。
安倍・プーチン首脳会議で日露協議が前進することを念頭に経済界を支え活発な交流協議を行うとともに、ミクルシェフスキー知事御夫妻と一緒にロシア沿海地方にも自生し鳥取県の気候にも適する「カラマツ」を公邸の庭に植樹し、友好を誓い合いました。また、私が議場へエスコートしたミクルシェフスキー知事は、「これからも協力して経済、文化の共同プロジェクトを実施したい」と演説を行いました。
東京オリンピック・パラリンピックにに向けた障がい者アートの振興を全国の自治体で連携して行う活動のキックオフとして、米子市において「東京オリンピック・パラリンピックに向けた障がい者アートフェスタ2016」が開催され、全国各地から参加した障がい者の舞台や展示などの芸術活動が、華やかに展開されました。
障がい者アートフェスタ前日の交流会は、震災からの復興を誓う場となり、眞子内親王殿下も御来県され、一日も早い復興を願うお見舞いの言葉をいただきました。
震災直後から深刻化した風評被害や農業被害に速やかに対策を打つため、27日には都内各地で鳥取の観光地の「元気」をアピールするとともに、地震の影響を受けた梨の販売促進活動を展開しました。28日は、関西で関西広域連合に支援を要請し、大阪駅広場などで、「鳥取県へ来ていただいたお客様の笑顔が被災地への応援」と訴えました。この活動はメディアでも取り上げられ、全国から梨購入の申し出が広がり、風評被害収束への第一歩となりました。
10月21日に発生した鳥取県中部地震から1週間を前に、石田耕太郎倉吉市長をはじめとする中部の被災市町長さんらと安倍晋三内閣総理大臣を訪問し、早期の震災復旧への支援や、観光産業等への風評被害対策について緊急要請しました。 総理からは「たくさんの人が避難所にいる。一日でも早く安心して生活できるように全力を尽くしたい。また、観光業が打撃を受けており風評被害の払拭に政府を挙げて取り組みたい。」と力強い言葉をいただきました。
14時7分頃、鳥取県中部を中心にマグニチュード6.6の激しい揺れが襲いました。私は倉吉未来中心で開催された行事へ出席し、12時12分の前震で最大震度だった北栄町を見回った後、県庁に向かって移動中の公用車内でした。最大震度が6弱の地震に対処し、県民の安全安心をいち早く図るため、直ちに県庁に災害対策本部を立ち上げ、初動の行動を各部局に指示し、現地へ走りました。市庁舎に入れなくなった石田耕太郎倉吉市長には、県の中部総合事務所を仮の災害対策本部として提供しました。マニュアルにはない措置ですが、必要なことを迅速に実行することが災害対策の基本ですので。
秋場所を9勝6敗で勝ち越した東十両6枚目の石浦関が帰県され、11月の九州場所で新入幕することが濃厚になったと報告されました。正式に決まれば鳥取県の出身力士としては53年ぶりの快挙です。郷土を応援する役割を担う「とっとりふるさと大使」に任命しました。地元の声援を力に、郷土の星としてますます御活躍いただきたいと思います。
手話の聖地鳥取県で、全国高校生手話パフォーマンス甲子園in倉吉を開催しました。佳子内親王殿下のお成りを仰ぎ、全国の高校生の青春をかけた手話パフォーマンスが披露され、会場は興奮と感動に包まれました。開会式で佳子様は「大会を通じて聴覚に障がいのある方と、大切な言語である手話に対する理解が一層深まることを願います。」と手話で話され、熊本の大震災の体験を手話語りで伝えた熊本聾学校が優勝しました。
ついに15年ぶりに新たな海外への空の道が開かれ、香港航空の翼が飛ぶことになりました。香港航空や香港EGLツアーズをはじめ、関係者の皆さまに、厚く御礼申し上げます。国際まんが博に際して香港からの視察を呼び込んだことから、チャーター便を経てようやく実現したこの定期便が、山陰の賑わいと交流に大きな役割を果たしていくよう、御協力をお願いいたします。
新たな国際物流ターミナルが境港の中野地区に完成しました。昨今の海外からの大型クルーズ客船急増などにより、入港できずに港外で待機する「沖待ち」が常態化していましたが、ターミナル整備により「沖待ち」の解消や、昨今の急増する海外からのクルーズ船の寄港の円滑化が期待されます。次の目標は、竹内南地区の国際貨客船岸壁着工の実現です。
人口減少や少子高齢化などの課題解決に向け、株式会社コミュニティネット、公益社団法人青年海外協力協会、南部町、鳥取県が、「南部町生涯活躍のまち(CCRC)の推進を図る基本協定」を締結しました。CCRCの取り組みはまだ始まったばかりです。南部町や湯梨浜町で進むモデルケースから、多様な世代が活躍する地域社会づくりを目指していきます。
言語である手話を全国に広げ、手話言語法(仮称)の制定を国に求めるなど、聴覚障害者のさらなる自立・社会参加の実現を目指すため、全国有志の知事で「手話を広める知事の会」を設立し、その代表に就任しました。現在では36道府県知事の賛同が集まりました。
当日開催されたフォーラムでは、全国で最初に手話言語条例を制定した鳥取県から、先進的な取り組みを紹介しました。
今年3月に日本とカリブ海諸国との間でははじめてとなる姉妹提携を結んだジャマイカウェストモアランド県を訪問し、各種の祝賀行事に参列するとともに両地域間の交流促進を祈念して、 “KEY TO THE CITY”をモーア知事へお渡ししました。
また、首都キングストンを訪問し、文化交流行事を開催したほかジャマイカオリンピック協会のマイケル・フェンネル会長と日本大使公邸で会談し、2020年東京オリンピック・ジャマイカ陸上チームの鳥取県キャンプについて、強力に働きかけました。
昨年の全米知事会議での合意を受け、全国知事会副会長として、アイオワ州デモインで開催された全米知事会議に出席し、湯負p彦広島県知事とともに全米知事会副会長(後に会長に昇格)のバージニア州マコーリフ知事と会談し、日米地方政府の交流再開を協議しました。また、乾燥地の環境に適用できる作物育種素材の開発等に関するプレゼンテーションを行うとともに、日米知事による日米間の経済・貿易等に関する議論も行いました。
中国地方知事会として香港で観光誘客トッププロモーションを実施し、あわせて岡山県と「鳥取岡山観光物産展」を開催し、広東語でスイカ、マグロなどの食やまんが王国とっとりをはじめ鳥取県の魅力をアピールしました。また、米子香港定期便就航実現を要望するため、香港航空の王 利亜(ワン リーア)常務副総裁にお会いし、香港航空側からは「9月の就航を目標に最終調整している。必ず就航する。」との回答を得ました。
全国のホタル研究者や保護グループなどが一堂に会し、全国ホタル研究会が開催されました。会場は熱気に包まれ、実地視察では日南町など本県のホタルの素晴らしさに称賛の声が上がりました。本県関係者の御尽力に感謝するとともに、ホタルが生息できる美しい環境を守り育んでいく決意を新たにしました。