平井通信

平成29年6月28日 フランスレストランウィーク
フランスレストランウィークフランスレストランウィーク

発起人の代表となったフランスの第一人者アラン・デュカスシェフなどの有名シェフが集い、「フランスレストランウィーク」が始まります。このレストランウィークは、日本中で500を超えるレストランが参加し5000円で特別メニューが食べられる「食の一大イベント」です。
本県は、自治体としては全国で唯一このイベントに協賛し、砂丘らっきょうや関金わさび、長いもの「ねばりっこ」、鳥取和牛や鳥取地どりピヨをアピールし、各地のレストランで提供されることとなりました。


平成29年6月17日 「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」運行開始式典
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」運行開始式典「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」運行開始式典

待ちに待ったTWILIGHT EXPRESS 瑞風が、本日より運行を開始しました。午前にJR京都駅を出発した瑞風は、夕焼けの紅に染まる東浜駅ホームに18時44分に到着しました。深緑の車体に夕日が溶け込み豪華で優美さを際立たせた寝台列車は、新たに改装した東浜駅と美しい山陰海岸の風景に調和し、乗客の皆様や歓迎に詰めかけた地域の住民や鉄道マニアの皆様の記憶にしっかりと焼きつきました。


平成29年6月12日 鳥取すいかセレモニー
鳥取すいかセレモニー鳥取すいかセレモニー

鳥取県産すいかの本格的な出荷時期となり、関東圏域での鳥取すいかの販売促進を図るため、東京太田市場で鳥取すいかセレモニーを開催しました。昨年の鳥取県中部地震の影響で選果場が被災し、また年頭から豪雪に見舞われ生産地のハウスが雪で押しつぶされたりしたことなどから、今年の生産が心配されましたが、関係者の皆さんの御尽力と3月中旬以降の好天に恵まれたことなどから、昨年以上の玉太りで甘みのある美味しいすいかができました。少しでも多くの皆様に鳥取すいかを召し上がっていただきたいと思います。


平成29年5月20日
日本創生のための将来世代応援知事同盟サミットinとくしま
将来世代応援知事同盟サミットinとくしま将来世代応援知事同盟サミットinとくしま

志を同じくする13県の同盟知事が一堂に会し、山本幸三地方創生担当大臣も臨席し、徳島市で少子化対策をはじめとした若者世代の希望がかなう環境づくりについて意見交換しました。私からは、育児のみならず、家族の介護なども含めた生活全般に配慮する「ファミボス」を広めていくことを提案しました。また、大都市から地方への新たな人の流れを呼び起こすことなどを盛り込んだ「とくしま声明」を全会一致で採択しました。


平成29年4月10日〜11日
第22回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットを倉吉市で開催
第22回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット第22回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット

韓国江原道、中国吉林省、ロシア沿海地方、モンゴル中央県の首長が被災地鳥取県倉吉市に集結し、災害からの復興と防災をテーマに北東アジア地方政府サミットを開催しました。鳥取県中部地震からの震災復興という貴重な経験を交流地域間で情報共有し、各地域での防災力向上に向けて議論しました。最終日には倉吉市のシンボルの一つである打吹公園にて、永遠の友好を誓う記念植樹を行い、環日本海地域の「大交流時代」の実現に向けて「絆」を深めました。


平成29年4月9日 米子ソウル便搭乗者50万人を達成
米子ソウル便搭乗者50万人を達成米子ソウル便搭乗者50万人を達成

平成13年4月に山陰初の国際定期路線として就航した「米子−ソウル便」の搭乗者が約16年の歳月を経て50万人を達成しました。それまでの搭乗客減少のため、私が知事に就任した10年前には無期限運休が伝えられ存続の危機に晒されましたが、私がソウルに乗り込み航空会社幹部へ直談判をするなどして危機を乗り越え、多くの韓国人観光客も搭乗するようになりました。
韓国江原道の崔文旬(チェムンスン)知事らとともに、50万人達成をお祝いしました。


平成29年4月7日
農研機構「鳥取ナシ育種研究サイト」が北栄町に開所
農研機構「鳥取ナシ育種研究サイト」農研機構「鳥取ナシ育種研究サイト」

地方分権改革の柱の一つとして国へ求めている政府機関の地方移転として、農研機構(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)果樹茶業研究部門の一部について、北栄町の鳥取県園芸試験場内への移転が実現しました。ナシは鳥取県のシンボルの一つです。行政や農業団体とも連携しながら研究し、「鳥取ナシ育種研究サイト」として病害虫に強く品質の良い品種育成を加速し、鳥取県の梨づくりの新時代を切り拓きます。


平成29年4月1日
鳥取県中部地震からの復興、福興へ新たなステージへへ新たなステージへ
鳥取県中部地震からの復興、福興鳥取県中部地震からの復興、福興

昨年の鳥取県中部地震から約半年、新年度を迎えました。官民挙げて復興を加速させるため、県では「中部地震復興本部事務局」を設置し、民間活動の支援のため「震災復興活動支援センター」を鳥取県県民活動活性化センター内に開設しました。また、倉吉の白壁倶楽部の修復工事も完了し再開を記念して復興セレモニーが開催されました。今年は本格的な復興を進めると同時に福を興す「福興」の年。中部から福興を進めて参ります。


平成29年3月30日
鳥取市のスイーツショップ「チャオ!ジェラート」、
岩美町のあじろカフェ「なだばた」がオープン
チャオ!ジェラート・なだばたチャオ!ジェラート・なだばた

鳥取県と日本財団が共同で取り組んでいるプロジェクトの中で「働く障がい者の活躍」と「中山間地域の生活支援」の2つのプロジェクトで、オープンが相次ぎました。 鳥取市のスイーツショップ「チャオ!ジェラート」では、工賃向上を目指す福祉事業所が既存のフルーツショップに併設する形で、新鮮なフルーツを使用したジェラートを製造・販売するお店を開始しました。また、岩美町では、独居の高齢者へ配色サービスを行うカフェ自体が地域住民の交流場となる漁村のカフェ「なだばた」がオープンしました。
この前日には、智頭町内で、地元商店と障がい者就労支援事業所が連携し障がい者が中山間地で移動販売を行う鳥取モデルとなる事業や、米子市内で焼きたてパンを売りにしたカフェ&ベーカリーAPLICOがオープンするなど、県内のあちらこちらで幸せの花が開花しています。


平成29年3月11日 因幡千本桜「桜の園」記念植樹
因幡千本桜「桜の園」記念植樹因幡千本桜「桜の園」記念植樹

鳥取商工会議所青年部の皆さんが30年ほど前に植栽し、千本の桜が咲き誇る県内有数の桜の名所の一つである「因幡千本桜」において記念植樹が行われました。これは、千本桜が木の寿命で年々数を減らしていく中、現在のメンバーが立ち上がり、今年から5年の計画で100本を植樹していきます。桜の名所の復活が鳥取を元気にしてくれました。


平成29年3月9日 ボクシング日本ライト級新チャンピオンが誕生
ボクシング日本ライト級新チャンピオンが誕生<ボクシング日本ライト級新チャンピオンが誕生<

今月4日のタイトル戦で勝利し、ボクシングのライト級日本チャンピオンになった倉吉市出身の西谷和宏さんが、県庁を表敬訪問しました。西谷選手の御実家も昨年の鳥取県中部地震で被災されており、「震災は信じられない光景だったが、鳥取の活性化のためにこれからも良いニュースを運びたい。また、次の目標に向かって頑張りたい。」とおっしゃっていました。西谷選手のチャンピオンベルトが、ふるさとのそして復興の力になると思います。


    
平成29年3月4日 境港市場主要施設建設安全祈願祭
境港市場主要施設建設安全祈願祭境港市場主要施設建設安全祈願祭

本県水産業の振興を期して、平成26年度から境港の高度衛生管理型市場の整備を進めていますが、主要施設となる第1号、2号、陸送上屋の工事にいよいよ着工することになり、工事の安全祈願祭・起工式を行いました。陸揚げする魚種ごとにエリアを設定し、搬入・搬出エリアを明確に区分するとともに、入場管理や異物混入防止を強化し、漁獲物の衛生管理の向上を図ります。
東京の豊洲市場について移転直前になって様々な障害が発生していますが、境港では、関係者の皆さんと意思の疎通をしっかりと行い、都の30分の1の工費で実効性のある市場整備へ、地域一丸となって動き始めました。


平成29年2月4日 ふるさとづくり大賞受賞
ふるさとづくり大賞受賞ふるさとづくり大賞受賞

総務省が行っているふるさとづくり大賞の自治体表彰に、鳥取県の「まんが王国とっとり」の活動が選ばれ、都内で行われた表彰式典で、冨樫博之総務大臣政務官から総務大臣賞を受け取りました。今回の大臣賞の受賞はまさしくクールジャパンの象徴となる「まんが王国とっとり」での地域おこしに向けて活躍された県民の皆様の応援のおかげであり、水木しげる先生、青山剛昌先生、谷口ジロー先生らをはじめ御尽力いただいた全ての関係者にお礼を申し上げます。一週間後の2月11日に谷口ジロー先生の突然の訃報に接しました。衷心より御冥福をお祈り申し上げます。


平成29年1月23日〜26日・2月9日〜16日 平成29年豪雪
全平成29年豪雪平成29年豪雪

1月23日からの豪雪は智頭町で111cm、2月9日からの豪雪は鳥取市で33年ぶりの90cm超となるなど、記録的な豪雪となりました。県内には深刻な交通障害がもたらされ、除雪作業員の方がお亡くなりになるという痛ましい事故も発生しました。
平成23年豪雪での教訓を踏まえ、除雪体制や農林水産被害対策を進めてきましたが、今回の豪雪での教訓を活かして国・市町村等と連携して、更なる対策強化を断行してまいります。県内各地で沿道の集落の皆様が渋滞車輌の救援に貢献したことは、鳥取の心の温かさとして報道されましたが、こういう「支え愛災害活動」が円滑に実施できる新たな環境づくりを条例改正で盛り込むことにしました。