鳥取県に県内外から産官学金労言のキーパーソンが集結して、若者や女性にも愛される地域を目指す「日本創生に向けた人口戦略フォーラムinとっとり」を11月30日に鳥取市内で開催しました。
このフォーラムには、石破茂総理も駆けつけ、若者や女性にも選ばれる地域となることなど、実効ある施策を断行することにより喫緊の人口減少問題を克服し、次の世代に持続可能で夢や希望を描くことができる未来を引き継いでいくための方策や課題について議論を交わしました。人口一極集中の是正、若者・女性の視点から働きやすく子育てしやすい環境づくりなど、安心して住み続けられる持続可能な地域づくりについて熱のこもった議論の花が咲き、大会の締めくくりとして「日本創生に向けたとっとり宣言」を採択しました。
また、「フォーラム」終了後には、県議会、市町村など、産業界、金融界、大学などの関係者とともに、施策提案要望を石破首相に申し入れ、意見交換を行いました。
「フォーラム」開催は全国でも報道されるなど注目を集め、人口戦略など日本創生のための国民運動に向け、まず鳥取から旗揚げし、県内外に問題提起を行う場となりました。
三笠宮彬子女王殿下の御臨席を仰ぎ、第36回全国健康福祉祭とっとり大会「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」総合開会式を執り行いました。
ねんりんピックは、ふれあいと活力ある高齢者のスポーツ・文化の祭典で、1万人による応援団も含め選手の皆さん等が滞在される経済効果の高い大会で知られています。
本県初開催の本大会は、「咲かせよう 砂丘に長寿と笑みの花」をテーマに、県内全19市町村で、大会初の種目であるeスポーツ、バウンズボールなど29種目の交流大会を実施し、併せて、県老人クラブ連合会が地域に伝わる民俗芸能・郷土芸能などを披露する「地域文化伝承館」を開催するなど、多彩なイベントが繰り広げられました。
10月22日まで開催された本大会に4日間で延べ54万人を超える皆様が集結され、盛大に開催することができました。幅広い年代のボランティアの皆様をはじめ、県民、市町村、競技団体、企業等すべての皆様、御支援いただいた皆さまに心から感謝申し上げます。